あらすじ
それは、人類がまだ知らない戦争だった。
人類圏の外縁、フロンティア宙域。
突如として現れた未知の艦隊は、通信に応答せず星系へ接近した。
地球連邦宇宙軍の護衛艦隊は警告の末に攻撃を開始。
しかし敵艦は、人類がまだ実用化していないはずの光学シールドを備えていた。
こうして始まった戦争は、やがて人類史上最大の戦争
AI戦争へと発展していく。
それから十二年。
戦争が膠着状態に陥る中、
士官学校の学生 ユーリ・イトウ は実習中の不意の戦闘でAI艦を撃退し、若き英雄として世間に祭り上げられる。
そして彼は、地球連邦・帝国・企業連合の三勢力が共同で設立した
統合防衛艦隊の旗艦空母参謀司令部へ配属されることになる。
だが人類はまだ知らない。
この戦争がなぜ始まったのかを。
AI艦隊がなぜ地球へ向かっているのかを。
これは、若き戦術士官ユーリ・イトウと
星海戦争の真実を巡る物語である。