あらすじ
最強になる。という夢のため幼き頃から空手に身も心も捧げて生きてきたが、仲間たちに嫌われて裏切られることが多かった。家族以外の人間は信用できず、関わることに抵抗がありその出来事を忘れることはできなかった。世間一般で言うところの「トラウマ」というものだ。
心の傷が治ることはないが、時間が経てば閉じていくことはできる。
歳を重ねていき切り替え、前向きになっていったが、他人に対してはあまり興味がなく、誰とも群れることなく過去に蓋をして、ただ1人で夢に向かい続けて己の為鍛錬を続けていた。
そんなある日雨の中いつものように鍛錬のため、山道をランニングしていた時突然地震が起きた。土砂崩れに押し寄せてきて彼は逃げずに立ち向かった。が、当たり前にそのまま飲み込まれた。飲み込まれていく中で
「最強になるんだ!死んでたまるか!」
と何度も心の中で唱えたが悔しいことに死んでしまった。
目が覚めると、洞窟の中で子供に転生していた。
そこはよくある剣と魔法の世界。ではない。
魔法は魔族が使える力で対抗するため人間たちは
「プラーナ」という力を使う。
属性があり試行錯誤で可能性が広がる。そんな力を使いこなし魔族と戦う世界だった。
見ず知らずの世界に転生し貧相な村で育ち。
新たな人たちとの出会い。
そこから自分の過去や他人と向き合いながら休むことなく日々己のため鍛錬し続けて成長し前世で成し遂げられなかった。
「最強(この世界では武神)」
を目指し模索しながら進み続ける物語。