あらすじ

戦場で左腕を失い、仲間を全員失った帰還兵の俺は、 生き残った罪悪感に押し潰されながら故郷へ戻った。 そんなある日、荷物の底から 戦友であり親友だったカイルの“最期の手紙”が見つかる。 宛先は、小さな村の孤児院。 そこには──盲目の妹・ミナが待っていた。 「読めないんです。兄の手紙……読んでください」 俺が読み上げた手紙には、 妹への謝罪と、 そして俺への“最後の願い”が綴られていた。 ──生き残ったことを責めるな。 もしできるなら、ミナを守ってやってくれ。 俺は村に残り、衛兵として生きる道を選ぶ。 片腕でも、守れるものがあると信じて。 ミナと過ごす穏やかな日々。 失ったはずの温かさが、少しずつ胸に戻っていく。 だがある日、 村の近くに“強力な魔物”が現れたという噂が広がる。 村を守るため、 そしてカイルとの約束を果たすため、 俺は再び剣を握った。 ──これは、 守れなかった男が、最後に守れたものの物語。

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小説を読もう2026/04/16
  • 現在の作品片腕の帰還兵、親友の最期の手紙を届けに行ったら盲目の妹が待っていた