あらすじ

王都エストラ。 怪物災害《ノクトヴェイル》が日常のすぐ隣にあるこの街で、公認パーティ《グレイヴァル》の補助役をしていたユリス・レインは、ある日「地味で役立たずなスキル《勇気》しか持たない」と追放されてしまう。 怖がりで、目立たなくて、戦闘系の花形シジルもない。 自分でもそう思っていたユリスだったが、彼には誰も気づいていない力があった。 ――それは、恐怖を感じながらも誰かを守るために前へ出た時、仲間たちの身体能力も、魔力も、シジルまでも底上げしてしまう力。 追放後、王都の弱小パーティ《アークライト》に拾われたユリスは、災害現場で震えながらも一歩を踏み出す。 すると、噛み合わなかった仲間たちは驚くほど強くなり、誰も期待していなかった弱小チームは、次々と人命救助を成功させる王都屈指の実働部隊へ変わっていく。 一方、ユリスを切り捨てた元パーティは、彼を失ったことで少しずつ崩壊を始めていた。 さらに王都では、ただの災害では済まない異常なヴェイル発生が増え始め、制度、報道、黒市場、禁忌兵装までもが動き出す。 これは、役立たずと笑われた《勇気》が、 最前線で仲間を戦わせ、街を救い、やがて王都の運命そのものに立ち向かう物語。

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小説を読もう2026/04/16
  • 現在の作品地味スキル《勇気》は役立たずと追放された俺、王都で拾われた弱小パーティを最強の実働部隊にしてしまう