あらすじ
小学校から九年間、ずっと同じクラスで過ごしてきた四人組。
中学三年生になった「こと」と「麻美《あさみ》」はバドミントン部で、「史人《ふみと》」と「祐介《ゆうすけ》」はバスケットボール部で、それぞれ充実した部活動を送っていた。
ある日の放課後。練習を終えたことが体育館の外にある水飲み場で顔を洗っていると、偶然、史人《ふみと》と二人きりになる。
「待って……よかったら……」
史人《ふみと》が意を決して何かを言いかけたその時、空気を読まずに(?)現れたのは、親友の祐介《ゆうすけ》と麻美《あさみ》だった。
いつもの四人に戻り、賑やかに帰路につく中、ことは史人《ふみと》の言葉の続きが気にかかる。
夕暮れの校舎の下、伝えられなかった想いと、変わらない友情。
幼馴染たちの関係が、卒業を前に少しずつ動き出そうとする、甘酸っぱい青春ストーリー。
桜(さくら)こと
バドミントン部。麻美とダブルスを組む。おっちょこちょいで、よくつまずく。
斉藤(さいとう)史人(ふみと)
バスケットボール部キャプテン。幼稚園のころからことを守ってあげたいと思っている。照れ屋。
南(みなみ)祐介(ゆうすけ)
バスケットボール部副キャプテン。史人の親友で、彼の気持ちを知ってひやかす元気なムードメーカー。
近藤(こんどう)麻美(あさみ)
バドミントン部。こととダブルスを組む。ことの親友で、彼女を温かく見守る。