あらすじ
「その自殺、ウソです」
検挙率最下位、空気のように存在感の薄い刑事――有馬真尋。
通称“ママ”が担当するのは、誰も興味を持たない“自殺案件”。
だが今回の練炭自殺には、妙な違和感があった。
・なぜか開いている窓
・不自然にちぎられた遺書
・締められていない玄関の鍵
小さな綻びを拾い上げたとき、事件は“殺人”へと姿を変える。
やがて浮かび上がる実行犯。
――だが、それは「誰かに操られた駒」に過ぎなかった。
すべてを裏で仕組んだのは、いったい誰だ。
見抜けるか、“違和感”の先にある真実を。