あらすじ
第二次世界大戦末期。
劣勢に立たされた旧日本軍は、人間と動物を融合させた強化兵士・獣人を生み出して前線に投入した。しかし彼らの奮闘も虚しく、日本は敗戦。
戦後、ヒトよりも強靭な肉体と力を持つ獣人は、戦後の日本では畏怖と差別の対象となり、法律によって行動や権利を厳しく制限されていた。
その影響で、現体制に反発し、獣人の権利を取り戻そうとする獣人組織『ファング』が結成され、更に近年はたびたび過激な破壊活動をしていることが問題になっていた。
大学生の城名千景(しろなちかげ)は、友人と共に爆弾テロに巻き込まれ、倒れていたところを見知らぬ獣人の男に助け起こされるが、そのまま意識を失う。しかし目が覚めると、千景は爆発が起きる前のカフェにいた。
何度か同じことを繰り返すうちに、自身にタイムリープ能力があることに気づいた千景は、未来を変え、居合わせた人々の命を救った。
ところが事件後、千景が自宅アパートに帰宅すると、ループ中に自分を助けてくれた獣人・ジークフリートが隣人だったことが判明する。
過去の体験から初めは獣人に良い感情を持っていなかった千景だが、ジークの人柄に触れたことで、獣人も悪い人ばかりではないと理解し、徐々に親交を深めていく。
しかしある事件をきっかけに、千景は自身に芽生えたタイムリープの力の真相を知ることとなる。