あらすじ

重度の中二病を患う中学二年生、皇冥斗(すめらぎ めいと)。 疼きもしない左手に包帯を巻き、邪気眼や真名や封印の設定を本気で信じる彼は、クラスメイトから生暖かく見守られる“絶滅危惧種”だった。 だが、そんな冥斗には一つだけ本気で作り込んだものがある。ゲームの中で生み出した、最強にして最悪の冥王キャラクター――《原初の夜を裂きし冥王ルイン=クロノス》だ。 ある日、通学中にトラックに撥ねられそうになったクラスメイトの美少女を庇い、冥斗は命を落とす。 死の間際まで中二病全開の言葉を呟きながら意識を失った彼が、次に目を覚ましたのは見知らぬ大草原の中だった。 しかもその姿は、自分で作り込んだ冥王そのもの。 包帯の左手に封じたはずの力は本当に存在し、邪気眼は滅びを見通し、絶対忠誠を誓う眷属たちまで跪いていた。 学校ではただの痛い奴。 異世界では、その黒歴史設定すべてが本物。 これは、自分の妄想を誰より信じていた少年が、本当に冥王として世界に君臨してしまう物語。

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小説を読もう2026/04/15
  • 現在の作品《原初の夜を裂きし冥王》として異世界に目覚めたが、元はただの中二病です