あらすじ

天神、午後九時。個室居酒屋。 現場帰りの俺たちが待ち構えていたのは、鎮西病院から直行してきたという三人の美人看護師だった。 「女子ウケ、間違いないっすよ」 トミーが持ち込んだのは、磨き上げられた「腰道具」一式。 マサさんは呆れ、俺は苦笑いしながら、彼女たちの到着を待っていた。 だが、現れた彼女たちは、死人のように青白く、そのスクラブ(術衣)は血と泥に汚れていた。 「ミキ、です……。こっちは、サオリと、リカ……」 絞り出すような自己紹介の直後、彼女たちの理性が、文字通り「絶縁破壊」を起こす。 咆哮、牙、溢れ出すどす黒い体液。 パニックに陥る個室で、マサさんの怒号が飛んだ。 「直也! 接触不良(パニック)起こすな! 手順通りや!」 これは、世界が終わる夜に、目の前の「不具合」をプロの技術で修理(養生)しようとした、三人の電気工事士の記録。 ――絶縁完了。よし、二次会に行こうや。

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カクヨム
カクヨム2026/04/15
  • 現在の作品絶縁完了、よし二次会(じごく)に行こうや。