あらすじ

三都市が滅び、世界は終わりに向かっていた。 千年閉ざされた門を守る門番カドモリには、 ただ一つだけ欠けているものがある。 ——歴代の門番が刻んできた「理由」を、彼はまだ一つも持っていない。 そんな彼のもとに現れたのは、滅びた王国の末裔を名乗る少女セイラ。 右手に《鍵》を宿した彼女は言う。 「門の向こうにある《終焉の楔》を引き抜けば、世界は救えます」 だが門を開けば、封じられた魔神も解き放たれる。 それでもセイラは進む。 六年前、命と引き換えに託された“理由”のために。 理由を持てない門番と、理由を背負い続けた少女。 二人が選んだ答えは—— 千年分の「理由」を束ね、門を開くことだった。 これは、誰かのためではなく、 自分のために“理由を刻む”物語。

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小説を読もう2026/04/15
  • 現在の作品理由を刻めない門番の俺、滅びた王女の《鍵》で千年閉ざされた門を開けて世界を救う