あらすじ

冷酷と恐れられる王太子アルノーには、誰も知らない古い傷がある。 そして、彼の婚約者リゼルにもまた、決して他人に触れさせない理由があった。 美貌ゆえに幼い頃から幾度も危険に晒されてきたリゼルは、 強く、冷たく、隙のない令嬢として宮廷に立つ。 一方でアルノーは、王家の継承者として誰より苛烈に政と向き合い、 人を寄せつけない王太子へと変わっていた。 最悪の政略から始まったはずの婚約。 けれど二人は次第に、ただの婚約者ではなく、 互いの思惑と矜持を預け合う“相棒”になっていく。 これは、 触れられない令嬢と、心を閉ざした王太子が、 雪と血の記憶の先で、 少しずつ、少しずつ、たった一人を欲していく物語。 簡単には愛を囁けない。 簡単には抱きしめられない。 それでも、誰より深く隣に立とうとする二人の、 静かで冷たい宮廷恋愛譚。 ※即溺愛・ざまぁ・チートはありません。 傷を抱えた二人が、時間をかけて信頼と執着を育てていく物語です。

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小説を読もう2026/04/15
  • 現在の作品青灰の婚約者