あらすじ
時は2030年。これは、とある青年の自由への物語。あらゆる中枢神経刺激薬や向精神薬の効果が確認され、発達障害を社会の障害とみるか、個性とみるか、それとも病気とみるかが、議論されていた。発達障害に一切の治療は必要ないと考える組織、「開発者」と、発達障害を社会的に考え、個性であり、そして幸福追求権に基づいて、適切な投薬もまた正義でありうると考える、青年、竜(りゅう)は、「開発者」達が、実は発達障害そのものを否定していると感じるようになる。概念を消すのではなく、確かに存在し、そして立ち向かうことを決めた竜は、「開発者」達のとある野望と欺瞞(ぎまん)に気づく。
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