あらすじ
異世界転移——のはずだった。
だが実際は、他国による“誘拐”だった。
連れてこられたのは、魔術が発達した未知の国。
言葉も読めない状況で、
クラスメイトたちが戸惑う中——
ひとりだけ、様子のおかしい少女がいる。
術式を一度見ただけで覚え、
意味も分からないまま構造を書き換え、
壊れた魔術具を“なんとなく”で直す。
理屈ではなく、感覚で。
やがて彼女は、首を傾げた。
「……これ、変だよ?」
呼び出し専用の術式。
戻るための構造が、どこにもない。
なら——
「作ればいいんだよね」
異世界転移じゃありません。誘拐です。
そして、帰る方法は——自作します。
※なお本人はだいたい適当です