あらすじ
王太子に呼び出された大広間のど真ん中で、悪役令嬢セラフィーナの内心は叫んでいた。
(怒られてるのに推しの隣とか、特等席では???)
前世はしがない乙女ゲーマー。推しキャラ・レオンハルトを7年間推し続けた重度のオタク。転生した先は推しが実在する世界、しかも悪役令嬢。
破滅回避? いいえ、推し活です。
推しの好物を差し入れし、推しの敵を裏で排除し、推しが風邪をひけば薬草を届ける。ガチ恋じゃない。オタクとして推しているだけ。
——のはずだったのに。
「俺のことを一番知っているのは、お前だろう」
推しに見つかった。