あらすじ
共産主義者がまずやるべきこと——それは、資本主義を作ることだった。
マルクス経済学の准教授だった俺は、教え子を救おうとして死に、異世界の農奴に転生した。
封建制。魔法は貴族と教会が独占し、農奴は搾取されるだけ。
搾取の理論は知っている。されるのは初めてだった。
革命がしたい。だがこの世界には労働者階級がまだ存在しない。
だからまず、泣きながら資本主義を育てる。
余剰を生み、市を開き、ギルドを作り、印刷術を発明し——
教えた少女が、狂信的な共産主義者となり、革命を目指すようになるまでは…