あらすじ

主人公は性同一性障害に悩む金髪碧眼の少年、霧崎(きりさき)・レオニードヴィッチ・隼人(はやと)。彼は幼馴染の真田良介(さなだりょうすけ)に恋をしていたが、良介は父親の仕事の都合でドイツへ行ってしまい、隼人は孤独な小学校生活を送った。  彼らが再会したのは、中学三年の夏。隼人が校舎を案内している時、音楽室で気まぐれに良介がピアノの演奏をすると、隼人は涙を流しながら良介に自身の恋心を打ち明けてしまった。  その後、二人は一度も話すことなく中学校生活を過ごし、卒業を迎えた。ところが、春休みの最中、良介は交通事故に遭って記憶喪失になってしまう。  良介が自分の存在を、あの告白を忘れていたとしたら、自分は「女」として彼と関われるかもしれない――そう考えた隼人は、タイへ渡って性転換手術を受け、「霧崎レオナ」として良介の通う私立鳳凰学園高校へ入学。そして、良介の提案で「弦楽部」が設立され、隼人はヴァイオリンを彼から習うことになった。

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カクヨム2026/04/15
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