あらすじ

集灯町の外れに、ひっそりと佇む廃校舎の灯影小学校。 夏休み初日に誰もいない廃校舎からピアノの音色が聞こえてきた。 明日から解体される廃校舎でピアノを弾いていたのは、大学生のカノンお姉ちゃん。 福大、雷斗、賽、まつり、そして雪女の白雪。小学生の仲良し五人組は、カノンお姉ちゃんと一緒に七不思議を周るが何も起こらない。 そして、その夜。子供達がいなくなった。 親達は慌てて廃校舎へ向かう。 そので待っていたのは、かつての幼馴染のカノン。 カノンと共に七不思議の真実を体験する福大達と大人達。 彼らが見た七不思議は、噂に聞くような恐ろしい怪異ではなかった。 七不思議は、カノンの心が壊れていく過程そのものだった。 そして、 福大たちの親も、かつてこの学校に通っていた。 彼らはカノンを助けられなかった。 カノンは言う。 「助けてって言ったのに……誰にも届かなかったの。」 福大たちは涙を流しながら叫ぶ。 「今なら言えるよ。助けてって言って。僕たちが助けるから。」 その言葉に、カノンは初めて心からの笑顔を見せる。 「……ありがとう。」 カノンと子供達、親達が廃校舎の七不思議を巡り過去と向き合う物語

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小説を読もう2026/04/15
  • 現在の作品集灯町~廃校舎の七不思議~