あらすじ

僕は、あの日見た光景を今でも忘れない。 馬車に放り込まれ、今にも誘拐されようという僕。 そこへ颯爽と現れた彼女の姿を。 初めて彼女と会った日のことを。 背丈は僕と同じぐらいか、少し高いぐらいだっただろうか。 長い白髪を靡かせ、ひらりと揺れる装束を身に纏った彼女は、さながら一国の姫のようだった。 とても美しく優雅でーーーそして強かった。 細身の剣を片手に現れた彼女は、その身が動いたと思った次の瞬間、気がついたら男たちを切り伏せていた。 大の大人三人を、年端も行かない少女がたった一人で。 一体、何が起こったのか。 目の前の出来事が理解できず、僕が呆然としていると、そこへ彼女は細身の剣をその鞘にしまい、振り返ってこう言うのだ。 「助けに来たよ」 と。 ーーー冒頭より

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小説を読もう2026/04/15
  • 現在の作品それでも僕は眠り姫に憧れて