あらすじ

幼馴染のユナは、 一日経つとすべての記憶を失ってしまう。 朝になるたび、 彼女はセイランを見ると首をかしげて言う。 「ねぇ……どこかで会ったことある?」 その言葉を、 セイランは何百回も聞いてきた。 それでも彼は、 何度忘れられてもユナを愛し続けた。 ある日、 “記憶を繋ぐ薬草・月影草”の存在を知ったセイランは、 危険な森へ向かう。 ユナが明日も、 自分の名前を呼べるように。 だが、薬草を集めた帰り道、 セイランは魔物に襲われ致命傷を負う。 それでも彼は、 ユナのために薬草を抱えたまま帰り着いた。 そして―― ユナは理由も分からず、 彼の死を前に涙を流す。 「どうして……あなたを見ると……こんなに悲しいの……?」 記憶は失っても、 涙だけは、彼を覚えていた。

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小説を読もう2026/04/15
  • 現在の作品君は明日、僕を忘れる。それでも僕は君を愛した