あらすじ
東大を目指し、過去問に向き合う日々。
静かなはずの部屋で、ある日――「まだやってんのかよ」という声が聞こえた。
それは、かつて自分をいじめ続けていた三人の声だった。
振り向いても誰もいない。
だが、インターホンが鳴る。
モニターに映っていたのは――あの日のままの姿の、あいつらだった。
逃げられないまま部屋に踏み込まれ、再び始まる“あの日”。
そして差し出される、忘れられない一本のジュース。
「これ飲めば、終わる」
過去は終わったはずだった。
それでも、“あの日”は終わっていなかった。
これは、いじめの記憶に囚われ続けた一人の少年の、
決して終わらない「あの日の続き」の物語。