あらすじ
過労で倒れ、気がつけば死んでいた俺。
次に目を開けたとき、そこは見知らぬ異世界の路地裏だった。
だが――俺は人間ではなかった。
“ゴミ箱”として転生していたのだ。
誰にも使われ、誰にも必要とされず、ただ捨てられるだけの存在。
しかし満杯になった瞬間、俺は人の姿へと変わる。
与えられたスキルは【廃棄吸収】。
捨てられた物を喰らい、自分の力へと変える能力だった。
腐ったパン、壊れた武器、欠陥魔道具。
誰も価値を見出さないものほど、俺を強くしていく。
やがて気づく。
この世界には、“捨てられたもの”が多すぎることに。
そしてその裏には、この世界の歪んだ真実が隠されていた。
これは、最底辺の存在から始まり、世界そのものの価値観を覆す物語。
――捨てられたものが、世界を再定義する。