あらすじ
*当作品はフィクションです。
歴史度:★★★
ミステリ度:★★★★★
異国もの度:★★★
本当の「被害者」を探せ。
時は1910年代、帝政時代のロシア。国が誇るマリインスキー劇場で、当世随一と謳われたシャルロット嬢のコンサートがあった。彼女は大勢のパトロン兼恋人があり、皇太子もその中の一人なのではないかと噂されるほどの美貌と才能の持ち主だった。
コンサート当日、彼女の婚約者候補の一人であるディディエ伯が、颯爽と彼女の前に進み出て、大粒のダイヤモンドでできたネックレスを渡す。
ところが、コンサートが始まって数分後、彼女の体調が急変し、歌姫は急死してしまう。
なんと、ネックレスには毒が塗られていた…
探偵となるのは、「切れ者」と噂される刑事。彼は犯人を突き止めることができるのか?
ロマノフ朝ロシアを舞台としたミステリです。セリフにもロシア語多めにしていますので、異国の雰囲気を感じたい方におすすめです。
手に入れたものに悲劇をもたらすという呪われた石、「ホープダイヤモンド」。
この石にまつわるミステリ作品を順次執筆・公開します。