あらすじ
大人気アイドルグループ「サイレンス・ハミング」のセンター、カナリア獣人のミリア。
小さな体に不釣り合いな歌声と、大きなアリーナを1人で支配するパフォーマンス。デビューからわずか1年で、snsフォロワーは100万を突破した。
そんな彼女を駆け出しの頃から支えてきたのが、新米プロデューサーの俺だ。
舞台裏では「格差コンビ」と言われ、プロデューサーを変えろという声も上がっている。
だが、ミリアは頑なに俺を選び続けた。「プロデューサーが変わるなら、アイドルやめる」と。
ミリアはライブが終われば、真っ先に俺の控室に飛び込んでくる。汗だくのまま抱きつかれ、頬ずりされ、1時間くらい離してくれない。距離が近い。近すぎる。
そんなある日、人気絶頂の裏側にあるプレッシャーとアンチの攻撃が、ミリアのメンタルを壊しかけた。
「怖いよ、プロデューサー。ステージに立つの、怖い」
——震える彼女に、俺は自分のネックレスと腕時計を託した。「これを俺だと思って行ってこい」と。
その日のパフォーマンスは、過去最高だった。
そして——これが全ての始まりだった。
「プロデューサーの私物、わたしにちょうだい?使用済みなら何でもいいから」
「これは匂いがしないからダメ」
「脱いで。シャツ。あと、下も」
「はい、交換💞」
ネックレスから腕時計、シャツから下着——要求はエスカレートし、俺は今日も服を脱がされている。
やがて渡す私物がなくなった時、彼女が求めたものは——もっと、直接的なものだった。
「ぜんぶちょうだい、わたしの中に💞」