あらすじ
双子は不吉だと恐れられ、姉は王都へ、妹は辺境の村へ引き裂かれた。
だが刺客に襲われた夜、クレアは知る。王都には自分と同じ顔の姉がいることを。
自分が魔法を使うほど、その姉が強くなってしまうことを。
そして二人は、会えば消えるかもしれないことを。
育ての母マルタを奪われたクレアは、シオンとともに王都へ向かう。
待っていたのは、双子を隠した公爵家の秘密、壊れかけた姉、そして善人の顔で全てを支配する王太子だった。
許せない。けれど見捨てない。奪われた運命も、姉の人生も、今度はこの手で取り返す。