あらすじ
海沿いの共同生活の家・灯台荘。
弱さを隠さなくていい場所で、
風と光と、少し不器用な住人たちが暮らしている。
第二章では、灯台荘の裏手にある
“研究棟” が物語の中心になる。
読唇ができる番頭・絵凛。
手話で会話する真昼。
海の音で世界を読む透。
夕暮れの光が必要な雫。
風と遊ぶ宙。
光を扱うみか。
湯気で場を整える文子さん。
そして、灯台荘の今日を記録する研究生ジュン。
そこへ、
落下3回の伝説を持つ 蝦蟇口(がまぐち)先生 が訪れ、
灯台荘の空気はさらに賑やかに、そして優しく変わっていく。
住人たちがそれぞれの弱さと暮らしの工夫を持ち寄り、
研究棟で“生活の知恵”を形にしていく物語。
灯台の光は今日もゆっくり回り、
海と、そして灯台荘の人々の心を照らしている。