あらすじ
かつて大ヒットしたダーク系ゲーム
『ヴィランになろう』
それは――
プレイヤーが悪役となり、勇者やヒロインたちを絶望に叩き落とすことで世界の裏側に迫る、異色のRPGだった。だがそのゲームには、一つの隠し設定があった。
「中途半端な悪では、世界は救えない」
――主人公・神代涼は、そのゲームを極めた廃プレイヤー。ある日、謎の事故によってその世界へと転生してしまう。
しかも与えられた役割は――
序盤で勇者に倒される雑魚ヴィラン。
「……ふざけんな。どうせなら、世界で一番の悪になってやる」
持ち前の知識と冷酷な合理性で、イベントを破壊し、ヒロインを堕とし、勇者すら殺す。
だが――
・悪になればなるほど好感度が上がるヒロイン
・殺したはずの勇者がなぜか復活してくる
・そして明らかになる、この世界の本当のルール
それは――
「悪役こそが世界のバグを修正する存在」だった。
これは、最凶のヴィランを目指した男が、結果的に世界の核心へと至る物語。