あらすじ
季節は5月。
陰陽寮で陰陽師見習いとして働いていた暁は、再び光義に呼ばれ、内密な仕事を依頼される。
今回は宮中でも重要な役職についている人物の息子3人が同時期に失踪したというもの。
暁吉平、高遠の三人で、府阿多旅事件解決に乗り出すのだが、どうやら失踪した三人には共通点があるようで…
失踪者の行方を捜す中、失踪者の一人である彰光が保護される。
語られたのは兼雅、実朝が藤姫の元に居るという情報。
しかし藤姫の所在が依然として掴めないでいると、ついには吉平までもが暁の前で消えてしまう。
なぜ吉平は消えたのか?
そこに隠された人の心の闇とは―――