あらすじ

田村由理には厄介な大学生の兄・空(そら)と幼なじみの広尚がいる。何が厄介なのかというと、空と広尚は小さい頃から互いに惚れ合っていると言うこと。それは長年一緒にいれば嫌でも察することだ。  両思いなのに、匂わせ上等! なのにふたりとも自分の秘めたる気持ちをズバリ告白しない。どちらも幼なじみというポジションを失いたくないからーーましてや同性同士だ、という理由ではあるが、それに迷惑をかけられているのが由理だ。 「俺は攻だ」ーー  どちらもお互いを口説きまくっているくせにうまくいかないのは、攻×攻だからなのでは? そのせいか互いに譲りはしない。  攻×攻。  空も広尚もともにスパダリ属性。実家も裕福だ。これが女子だったらきっとイチコロ。それなのにふたりはお互いしか見ていない。女からしてみれば失礼極まりない。 「どんな女よりお前が輝いている」 「女よりお前と一緒にいたい」 「……それ、私らいないところで言ってくれない? 気まずいわ」  そんなこんなで空と広尚のデートには、必ず由理も真人とともに同伴させられてーー。  お兄ちゃん、いい加減妹離れして? そうは思うがここまで来たら、兄と幼なじみが進展するところは見たい。野次馬根性だけど、ふたりの関係性はいつも停滞中。さっさと発展しろ! 恋人同士でイチャコラして、爆発しろ! 由理と真人が歯がゆい思いをする中、果たして空と広尚は素直になれるのか?  季節は巡り巡る。兄たちと過ごすひととせ。  肉親の恋バナなんて生々しくて聞きたくない! 兄貴の恋愛事情なんて知ったこっちゃない! ……とは言え気になっちゃうのも本音だけど。  妹たちに頼りっきりの空と広尚の思いは、互いに伝えあえるのかーー? ★本文にAIは使用していません。 ★ルビー小説大賞(2026年)応募作品です。

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エブリスタ
エブリスタ2026/04/13
  • 現在の作品スパダリの兄と幼なじみ、はずかしすぎてふたりきりになれない。