あらすじ

最強のドラゴン娘・アズサは、告白してくる男を片っ端から返り討ちにしている。 「結婚してほしければ、わたしに釣り合うくらいの男に生まれ変わって、出直して来なさい!」 ——つまり一度死んで来い。最強ドラゴン娘の求婚ハードルは、文字通り命がけだ。 でも俺は知っている。こいつの「昔」を。 小学校の頃、アズサはただのトカゲ獣人だった。臆病で泣き虫で、俺の後ろをちょこちょこ歩いて、毎日「手を繋いで帰っていい?」と聞いてきた。 そんな彼女は卒業間近に体調を崩して入院。病気だと思っていた。だが、三年後に再会したら、角と翼と尻尾が生えていた。百万人に一人のドラゴン化。俺の知っていた臆病なトカゲ獣人の女の子は、最強のドラゴンになっていた。 ——それなのに、俺との距離感だけは、昔のまま。 弁当を作ってくる。肩に頭を乗せてくる。尻尾が勝手に腰に巻きつく。他の女子が近づくと翼で壁を作る。 そしてある日、貸切にした体育館に俺を呼び出して、こう言った。 「あなたと結婚したいの。だから、決闘しましょう」 勝ったらお婿さん。負けたらお嫁さん。らしい。 ——同じだろ。 「同じじゃないわよ! 主導権の問題なの!」

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カクヨム
カクヨム2026/04/13
  • 現在の作品再会した幼馴染の臆病トカゲ獣人ちゃんが最強ドラゴン娘ちゃんに成長していて、勝ったらお婿さん、負けたらお嫁さんの決闘を挑んでくる話【俺にだけ愛が重すぎる獣人娘ちゃんとラブコメする短編シリーズ㉕】