あらすじ
大陸の北端、戦火に焼かれた廃墟にひっそりと建つ古びた孤児院。
そこに捨てられた二人の少年、ルークとカイルは、誰からも望まれず、過去も未来も知らないまま、ただ生きていた。
静かで、賢く、どこか影を持つルシアン。
正義感が強く、無鉄砲だが心優しいエリス。
そして、エリスの小さな妹「リア」は二人の絆の象徴のような存在だった。
互いの痛みを知り、支え合いながら兄弟のように成長する三人。
だが、十五の赤き月の夜、すべては終わりを告げる。
謎の黒衣の者たちによって、ルシアンは連れ去られた。
その理由も行き先もわからないまま、ただ一人、エリスだけが取り残される。
あれから5年。
世界には不穏な影が差し始めていた。
魔族が再び動き出し、各地に異変が起きる中、かつての少年たちは、それぞれの真実と運命へと歩みを始める——
これは、血に選ばれた少年たちが、それを超えて「絆」を証明する、
壮大なダークファンタジーの物語