あらすじ
「四条さんあなたの余命は一年です」
俺は何となくお腹の具合が悪いなぁーと思っていたら、まさかの胃癌だった。俺は衝撃を受けたが、陰キャで、特に人生に期待をしていなかったから、そこまでショックを受けることはなかった。
そこまで生きたいと思いがなかったんだと思う。親も俺には一切の期待をしてなくて、妹ばっかしを可愛がる。だから親もこう宣告されたが、この場にはいない。
「分かりました。それじゃ自宅療養させてください」
するとお医者さんは驚いていた。みんなこうなったら取り乱すのになんで冷静でいられるのかといった感じらしい。
「俺は人生に希望を持てなかったんです。なのでこれも運命だと割り切れることができるんです」
するとお医者さんは悲しそうな顔をした。
「分かりました。自宅療養にします。何かあったら、病院に来てくださいね」
俺は病院をでると、死ぬなら勝手に生きていこうと思った。今までは親にダメだと思われないために、勉強を頑張って進学校に入ったり、周りの空気を呼んで過ごしてきたが、もうやめだ。
そんなことを考えながら、次の日いつも通り学校に向かう。
「ぷはははあんなにビショビショの髪で教室に来るとか、あいつどんだけ周りを気にしないでいられるんだよ」
苛められてるのは近衛ねるかなりの美少女で、その容姿の良さから嫉妬で、苛められている。
俺は今まで助けたりして、苛められるのは嫌だったから、無視してきたが。今の俺は余命宣告を受けて、好き勝手に生きようと思った身だ。だから少し手を差し伸べようと思う。
「大丈夫か?これタオルだ。良かったら使ってくれ」
苛めを俺は見て見ぬふりを本当は心苦しく感じていたから、タオルを差し出した。
それが俺の残りの人生を一変させることにはなるとは知らずにーー