あらすじ
トラックにひかれて死んだ俺は、雑な女神に異世界へ放り込まれた。拾われた先は教会。そこで出会ったのは、冷たくて口の悪い審判者リゼ。この世界には、魔法や剣より深い“ルール”があり、俺はその“世界のルール”そのものを改竄できるらしい。スライム相手にすら無力だった俺だったが、時間を極限まで遅くする異能を発現し、人間型異端「殺人忌」と呼ばれるようになる。そんな中、教会最強の処刑役“教会の剣”が、旧麦畑地帯で死んだという報せが入る。相手は、何度殺されても終わらず災厄となった元農民。教会最強でも勝てなかった怪物を前に、俺は因果をすり替える禁じ手――心臓交換を選ぶ。