あらすじ

「お姉様は、いつも楽をしていてずるいんです」 妹のその一言で、すべてが決まった。 王太子レナードは、聖女エレノアに婚約破棄と追放を言い渡す。 実務も祈りもすべて妹ミリアが担っていたのだと——そう信じて。 弁明は聞き入れられず、積み上げてきたものはすべて奪われた。 聖女の座も、王子の隣も、国に居場所すらも。 だからエレノアは、静かにそれを手放す。 ——“座”だけを。 彼女がいなくなったその日から、王都の結界は目に見えて揺らぎ始める。 だが王宮は、それを“ある人物のせい”だと断じた。 一方、隣国へ渡ったエレノアは、自分でも知らなかった評価を受けることになる。 これは、何もしていないと断じられた聖女が、すべてを手放したその後の話。 失われたものの価値が、どこで、誰に、どうやって証明されるのかは——まだ、誰も知らない。

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小説を読もう2026/04/13
  • 現在の作品「お姉様はいつも楽をしてずるい」と泣いた妹へ。あなたの望み通り聖女の場を譲りますーあら、どうして1日で国が崩壊しているの?ー