あらすじ
世界は、滅びへと向かい続けている。
紫の月の下、最後まで戦い続けた戦士たち。
その夜――禁断の術によって、時は刻まれた。
終わらない戦いとして。
・
目を覚ました男――ルイは、すべてを失っていた。
記憶も、過去も、名前さえも。
楽師フェス・トールスとして生きる彼は、気ままな旅を続けている。
だがその正体は、
世界を滅びから救うために戦い続けてきた転生戦士――
バサラ・フェイダース。
そして彼を追う者がいる。
かつての仲間にして恋人――風の巫女フィー(サラサ)。
彼女だけが知っている。
彼が何度も死に、何度も戦い続けてきた存在であることを。
記憶を失いながらも、戦いの中で覚醒していくルイ。
だが彼の目的は、世界ではない。
「俺の目的はサラサだ。それ以外はどうでもいい」
世界を救うか、ただ一人を選ぶか。
繰り返される滅びの中で、選び続ける戦士の物語。