あらすじ
22世紀前夜。深刻な資源不足と飢饉が世界を覆い、人類が導き手を失った暗黒の時代。通称『何もない(ロスト)』
終止符を打ったのは英雄ではなく、超高性能AI『AI首相』だった。
それから数十年。AIに導かれたこの国は、世界のどの国よりも速く復興を遂げた。
人々は将来の夢やプライバシーなどの多くの自由を失ったが、同時に飢えや病、そして『選択する』という不自由からも解放された。
他国から『真共産国』と揶揄されるその楽園で、人々は何を思うのか。
これは、AI首相の作る社会に住む彼らが迎える、叛逆も不幸もない「ハッピーエンド」の記録。