あらすじ
伊賀のくのいち・お凛は、任務の中で一人の忍――影丸と行動を共にする。
感情を捨てたはずの男と、掟に生きる女。
だがある戦いをきっかけに、影丸は伊賀から“異質な存在”として排除対象にされる。
追う側と、追われる側。
本来なら交わるはずのない二人の運命は、残酷にも交差する。
伊賀から下された命令――
それは、お凛自身の手で影丸を処刑することだった。
忍として生きるか。
それとも、一人の人間として選ぶのか。
揺れる心。
止められない想い。
やがてお凛は、掟を捨てる決断を下す。
すべてを敵に回しても、守りたいものがある――
影に生きてきた二人が、初めて選んだ“光”とは何か。
これは、禁じられた恋と、選択の物語。