あらすじ
追放された神に愛されざる者ルークは、辺境の禁忌の谷で封印されていた第七の神と強制的に契約を結んでしまう。その神の力は世界を構成する六柱の神々そのものを蝕み、無効化し、食らいつくす禁忌の力だった。
元々魔力適性ゼロと蔑まれ、家族と婚約者の聖女から追放されたルークは、最初はこの力を恐れる。しかし追放した者たちが魔王討伐の英雄として祭り上げられ、世界の危機に直面したとき、彼は静かに姿を現す。
聖女の奇跡を腐らせ、勇者の聖剣を錆びさせ、神々の加護を無意味なものに変えていく。信仰そのものを崩壊させるルークの力は、徐々に世界の理を書き換えていく。
一方で第七の神は銀髪の美少女の姿でルークに寄り添い、禁忌の力の代償として世界を少しずつ食い破ることを要求する。追放した者たちが絶望に染まる中、ルークは自らの存在意義を探りながら、神々すら飲み込む道を歩み始める。
これは、捨てられた少年が世界の神話そのものを侵食し、新たな秩序を創り上げる、ダークで壮大なオリジナルファンタジーである。