あらすじ

追放されたその日、困るのは私ではなく、追放した側でした。 冒険者ギルドの受付嬢リゼは、愛想笑いだけの窓口係ではありません。依頼の流れを整え、報酬を照合し、危険な案件には赤線を引き、面倒な苦情まで処理する実質的な運営中枢です。ところがその有能さは評価されるどころか、細かすぎる、空気が悪くなると疎まれ、ギルド長たちに追放されてしまいます。けれど、提出用の帳簿しか見ていなかった旧ギルドは、リゼが抜けた途端に機能停止。損耗申請も前払金も保留札も回らなくなり、冒険者たちはようやく「誰がギルドを支えていたのか」を知ることになります。 一方で、辺境の新設ギルドはそんなリゼを即戦力として迎えます。受付担当ゼロ、備品不足、仮登録希望者は増える一方。まさに始まる前から地獄ですが、だからこそリゼの本領発揮です。帳簿の魔女と恐れられた受付嬢は、新しい窓口と新しい秩序を作りながら、旧ギルドの崩壊を横目に自分の居場所を手に入れていく。数字は嘘をつかない。では、嘘をついていたのは誰なのか。ざまぁと職業無双が同時に味わえる、異世界ギルド運営ファンタジー。

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小説を読もう2026/04/13
  • 現在の作品【帳簿の魔女】Sランク冒険者より怖い受付嬢ですが、追放されたので新設ギルドを立て直したら旧ギルドは崩壊しました