あらすじ
ベーカリーカフェ店で働く新米ブーランジェ、百瀬南朋(ももせ なお)、21歳。
仕事帰りのある日、疲れて電車の中で寝てしまった南朋は、降りる駅を乗り過ごす。
しかも隣りに座っている人の肩に思いきりもたれて寝ていた。
目覚めて一気に顔が青ざめる南朋。
もたれてしまった隣りの人は危ない組織の人に思えるほどの強面、咄嗟に次の駅で飛び降りたけれど、その強面も電車から降りてきて万事休す。絶体絶命と思いきや、なぜだか手厚くもてなされ、それはそれでひどく困惑する。
強面イケメン、御堂要(みどう かなめ)31歳の素顔は、創業二百年を迎える老舗酒造メーカー『御堂酒造株式会社』の八代目御曹司。
無表情ですこぶるイケメンな顔立ちが、なおさら強面を強調していた。
信州の田舎から出てきた南朋と、恐い顔とは裏腹に真の優しさを持つ要、そんな二人の恋のお話。