あらすじ
戦火に焼かれた村で、少年ルカは大切な友を失った。
それでも彼は憎しみを選ばず、「戦争そのものを止めたい」と願う。そんなルカの前に現れたのは、圧倒的な力を持ちながらも、世界は変わらないと知っている無愛想な魔法使いラエルだった。
弟子入りを願ったルカは、ラエルと共に旅へ出る。
炎の力に目覚め、剣を手にし、人間や天使族、そして魔族が入り混じる王都カエルムで少しずつ居場所を得ていくルカ。だがこの世界の戦争は、単純な善悪や種族の違いだけでは語れない。
諦めた上でなお動き続ける魔法使いと、希望を捨てない少年。
これは、終わらない戦争の中で、それでも争いを止めようとする二人の旅の物語。