あらすじ
真面目に働いているだけなのに、なぜか会話だけが不健全になる。
そんな職場で今日もまた、言葉の事故が発生する。
仕事のできる黒崎主任は、説明も指示も的確そのもの。
ただし、言い方だけが壊滅的だった。
「もっと奥まで入れてください」
医療・理化学用シリコンチューブの梱包作業をめぐり、若手女性部下の悪ノリと、周囲の男性陣の理性が次々に崩壊していく。
本人たちは至って真面目。
中身は健全。
なのに会話だけがどうしようもなく不健全。
これは、読み手の心の汚れ具合が少しだけ試される、健全な現場の不健全コメディである。