あらすじ

――この世界は、実力がすべてだ。  悪徳貴族として王国の裏を牛耳っていた父は、間違いなく実力者の類だっただろう。  だが国家の転覆すら図ったとしても、それすら所詮、簡単に握りつぶせてしまう。  例えば息子の俺のことを彼は、完全に侮っていた。  性根の真面目な無能と、思い込んでいた。 「あぁ、なんて馬鹿らしい」  そんな間抜けな父に良いように扱われる他の者たちも、どうしようもない。  だったら、それをしっかり統率するべき存在が必要だった。  油断しない、誰も信じない、そんな存在が。  王国を裏から統べてこそ、真の悪貴族であると呼べる。  俺――エリシオ・リヒテンブルグが、その役割を担ってやろう。  そしていつか、表裏を統べる実力者となる。

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カクヨム
カクヨム2026/04/12
  • 現在の作品悪徳貴族の嫡子に転生したので、とりあえず国王陛下へ密告するところから始めたいと思います。~無能と罵ってきた父親は、国外へ永久追放されたらしい~