あらすじ
宇宙には、何度も終わりがある。
文明が「バグ」を生んだとき、世界は静かに書き換えられる。誰も気づかないまま、正しくないものは消えていく。それが、この宇宙の法則だった。
コウセイは、星の残骸の中で目を覚ました。自分が何者かも知らないまま、落ちこぼれの少女ツバサに拾われ、なんとなく隣にいることになったアンドロイド。
戦えば、理由もわからず敵が沈む。
守ろうとすれば、気づけば脅威が消えている。
自分が最強だとは、まだ知らない。
ただ一つわかるのは——この少女のそばにいると、何かが少しだけ、狂い始める気がすること。
やがて宇宙の深部から、静かな声が届く。
「正しくない存在は、存在してはいけないのか」
その問いが、二人の運命を静かに、確実に、変えていく。