あらすじ
ある日、山が消えた。
原因は――旅の途中の一人の少女だった。
彼女は礼儀正しく、誰よりも優しく、そして誰よりも美しい。
完璧な淑女として振る舞う第一王女――セレスティア。
ただ一つの問題を除いて。
剣に関してだけ、完全に狂っている。
本人は「少し試しただけ」と言うが、山は斬れ、魔物は消え、国境は消滅する。
それでも彼女は気にしない。
なぜなら目的はただ一つだから。
「神様って、斬れるのか確かめたいだけ」
世界の禁忌に無自覚に踏み込みながら、
最強の王女は、今日も礼儀正しく世界を壊していく。
これは、
美しすぎる最強が、常識ごと世界を切り裂く物語。