あらすじ
『今日は腹痛の先約があるので』
二十歳の男子大学生・神代蓮は、自称「愛の神」を名乗る恋愛オタクな神によって、異世界へ強制召喚された。
そこは、愛こそが正義、恋をしない者は人権すら危ういという『恋愛至上主義のディストピア』。
「伝説の愛の御子」として祭り上げられた蓮に課せられた試練はただ一つ。
【期限内に、誰とも恋に落ちず、(心も体も)結ばれずに過ごすこと】
無事に非恋愛と貞操を貫けば、何でも願い事を叶えてもらえる。
だが、一度でも誰かにときめいたり肉体関係をもったら、最後。神々の「愛の奴隷」として、そのディストピアの世界で一生を終えることになる。
蓮の武器は、モテすぎた経験から得た冷徹なリアリズムと、人間の本質を見抜く『審神者の眼』。
すり寄る皇女の野心も、美しき女騎士の重すぎる執着も、ヤンデレ巫女の束縛も変態従者の絡みも、ナルシストな自称ライバルからの挑戦も、何もかも塩対応でスルーしていき、順調かと思いきや、強引に既成事実を作ろうと夜な夜な夜這いまでされ始め、更に夜這いまで回避する蓮の塩対応に、傍観していた他の神々まで〝攻略難易度S級″認定をし、熱狂し始めた!
「あいつ、ついに美の女神の眷属、フロディーテの誘いも謎の断わりを入れてたぞ!」「……面白い。全神々を動員して、あいつを恋に落とせ!これは聖戦だ!」
四面楚歌(爽やか変態従者、鏡大好きナルシストの自称ライバル、あらゆるジャンルのヒロイン達からの猛攻)の状況の中、神々が仕掛ける超弩級の恋愛フラグだらけの世界で、蓮は無事に現代へ帰還できるのか!?