あらすじ
父の死後、母が守ってきた“汲み取り屋”の会社。
その母が倒れたことで、二十六歳の私は突然社長になることになった。
臭い、きつい、汚い――
そんなイメージしかなかった仕事。
現場に出れば、分からないことだらけで失敗ばかり。
クセの強い社員たちにも振り回される日々。
それでも。
「ありがとう」「助かりました」
その一言が、少しずつ自分を変えていく。
トラブルを未然に防ぎ、誰かの生活を止めない。
気づかれない場所で、“当たり前”を守る仕事。
これは、いきなり跡取りとなった娘が、
仕事に誇りを見つけていく物語。