あらすじ
遠い未来、人類は今よりも深刻なエネルギー問題を抱えていた。それを解決すべく人類は'黒'という謎の物質に手をだした。しかし、他の資源の枯渇、たび重なる戦争、そして黒の暴走により人類は絶滅した。
人類がいなくなった後、氷河期が長い間地球を支配した。生物の面影は、すでに雪や兵器で埋もれてしまっていた…
しかしその環境の変化に適応した生物がいた。
ペンギン…人類はそう呼んでいた。そしてペンギンたちは短期間で人類に限りなく近い能力を手に入れたが、その進化の速さゆえ人類と同じ問題に直面する。しかしペンギンたちの進化は凄まじく、この黒のの安定供給を可能にした。
黒は単なる資源ではない。それは生物の内に眠る力を引き出す媒介でもあった。ペンギンたちは黒を用い、己の能力を覚醒させていく。しかし一部の国でしか黒は採取できず、資源の独占が発生、ペンギンもまた戦争という道を選ぶこととなった。
国家同士が争う中、その戦場には一人の兵がいた。黒を持たず、能力も持たない例外。それでも、最強と呼ばれる存在…大金艮帝国陸軍第零師団不死大将 柏木・禹廻神(カシワギ・ウェンカムイ)。命令がなければ動かない“無敵の鬼”は、やがて戦場の理そのものを壊すこととなる。