あらすじ
ドラゴンと遭遇した。
死を覚悟したその瞬間——なぜか、あっさり撤退した。
俺は何もしていない。
本当に、何も。
なのに周囲は、勝手に納得する。
「お前がやったんだろ」と。
気づけばギルドは大騒ぎ。
功績は認められ、ついにはSランク相当の評価まで検討され始めていた。
……いや、そんなわけない。
何もしていないはずなのに、結果だけが評価されていく。
そんな状況の中、
なぜか一人の少女だけが妙なことを言い出して——
「弟子にしてください」
無自覚のまま最強扱いされる男の、少しおかしな冒険譚。