あらすじ
ブラック企業で社畜生活を送っていた山田勘太郎(やまだ・かんたろう)は、ある日あっさり過労で人生をログアウト。
――気がつけば、そこはモンスターが普通に出歩く異世界の大自然だった。
「え、これワンチャン田舎暮らしじゃね?」
特別なスキル?なし。チート能力?もちろんなし。
あるのは現代知識と、なぜか妙にガチなサバイバル技術だけ。
そんな彼が始めたのは、
狩って、捌いて、焼いて食う――超シンプル異世界自給自足ライフ!
本日の献立:ゴブリンの丸焼き(意外とイケる)
翌日の献立:謎キノコのスープ(当たりか外れかは運次第)
「……あれ?これ普通に楽しくないか?」
順調に“理想のスローライフ”を満喫していた――その矢先。
ある日、彼の家にやってきたのは、
赤い髪に猫耳を生やした少女。
無口で目つきが鋭く、やたらと警戒心が強いその少女は、
実は西方裏社会を震え上がらせる組織のトップで――
「……その肉、何?」
「ゴブリンだけど食う?」
「食べる」
え、食べるの!?!?!?
のんびり田舎暮らしをしたいだけの元社畜と、
血と金の世界で生きる猫耳少女。
交わるはずのなかった二人の出会いが、
やがて裏社会すら巻き込む騒動の火種になる――かもしれないし、ならないかもしれない。
今日も我が家の食卓には、ゴブリンの肉が並んでいます。