あらすじ
春から名門・私立星蘭学園に通うことになった神代悠真は、自分ではただ普通に生きているつもりだった。
ただ、少しだけ人の顔色を読むのが得意で、相手が欲しい言葉を、考えるより先に口にしてしまうだけ。
厳格な父、穏やかな義母、そしてやたら当たりの強い義姉に囲まれて育ったせいか、それは彼にとってごく自然なことだった。
だが、その“普通”は学園では普通ではなかった。
入学早々、学園中の憧れである生徒会長に目をつけられ、クールな副会長には観察され、幼馴染は距離を詰め、お嬢様にはなぜか敵視される。
これは、自分では何もしていないつもりの少年が、周囲の勘違いによって少しずつ学園の中心へ祭り上げられていく、無自覚人たらし系学園ラブコメである。